トニー・ブザン/バリー・ブザン:著 近田美季子:訳
出版社 : ダイヤモンド社
「ザ・マインドマップ」について紹介します。アイデアを考える際や、物事を整理する際によく利用されるマインドマップの考案者がまとめた本です。マインドマップがそもそもどういった経緯で考案され、どのように使うのかが分かりやすく記載されています。
内容
感想
面白さ :★★☆☆☆
役立ち度 :★★★★☆
読みやすさ:★★★★★
おすすめ度:★★★★☆
ビジネス書なので、面白さという意味ではいまいち。ただ内容は難解ではないため分かりやすく、かつマインドマップがどういったものなのかがスッキリと理解できるため、マインドマップを作りたいという方にはとてもいい本だと思います。
マインドマップに興味のある方にはとてもオススメです!
以下の記事はポイントを絞って記載していますので、興味がわかた方は是非購入してお読みください。
マインドマップは脳の構造とよく似ている
脳みその中には無数の脳細胞(ニューロン)があり、それぞれが網の目状に絡み合っています。電気信号を通して化学物質が渡され情報が伝達する仕組みになっています。関連づけの枝(ブランチ)を次々に伸ばして行くのが脳の思考パターンです。
マインドマップの構造は、これとよく似ています。脳の思考パターンに近い作りでノートに取ることで、脳への定着を高める効果があるのです。
どんどん使うことで、能力を高めよう
マインドマップを使い始めた頃は、それほど連想することができず、こじんまりとしたものになります。ただ、誰でも使えば能力は向上していきます。
また連想する言葉も、同じキーワードからスタートしても誰とも一致しないのです。連想力というのはまさに個性であり、マインドマップで磨かれるのは個性なのです。
イメージが大事
マインドマップで重要なのは、言葉だけではありません。人間には言葉の記憶をするよりも、写真等のビジュアルを記憶する方が得意であるという特性があります。
マインドマップを作るときは、絵も合わせて描くことで効果的なマップにすることができるのです。
マインドマップのいろいろな活用法
マインドマップは、何か新しいことを作り出すときの発想ツールだと考えている人もいます。しかし、いろいろな用途で活用することができます。
- ノートを取る
- 自己分析
- コミュニケーションの問題解決
- 議事録
- プレゼンテーション
- etc
詳細は本書で確認してください。何にでも活用できそうですよね。
最後に
まとめ
マインドマップはいろんな用途で使える万能ツールです。私は自己流で使っていましたが、本書を読むことでより効果的なマインドマップを書くことができると感じました。もっと早く読んでおけばと思いました。(数年つんどくしていました。)
思考ツールに興味のある方、マインドマップ使っているけど詳しくは知らない方にはオススメです。