私はコーヒーが好きで毎日コーヒーを5杯以上飲む生活を何年も続けていました。そういった方は結構多いのではないでしょうか。
私のようにコーヒーを大量に飲む生活を日常的に行なっている方は、もしかしたらカフェインの過剰摂取になっているかもしれません。
カフェインの過剰摂取は高血圧リスク、不眠、下痢、吐き気、嘔吐が引き起こされます。妊婦さんの場合には、胎児にも影響がある可能性があります。
カフェイン摂取をやめて体調が良いという話を聞き、私も試してみました。
結論から言うと、カフェイン摂取を2週間やめてみて、目覚めが良くなるという効果がありました。
カフェイン摂取の目安
カフェインの摂取に関しては、世界保健機関(WHO)は妊婦に対し、コーヒーを、1日3~4カップまでと呼びかけています。
また世界各国ではおおよそ200mg〜400mgを上限とした目安を公表しています。
400mgはおよそコーヒー5杯です。
詳細を知りたい方は厚生労働省のサイトをご覧下さい。
食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A
カフェインによる体への影響は人によって大きく違うため、明確な基準は日本では定めされていないようです。
コーヒーを大量に飲んでいる方は、目安ではありますが1日5杯までで抑えた方が良いでしょう。
カフェイン断ちを行うメリット
カフェイン断ちを行うことで、以下のようなメリットがあると言われています。
- 睡眠の質が向上する(寝つきが良くなる、熟睡できる)
- 朝スッキリ目覚めることができる
- 肌が綺麗になる(ニキビが減るなど)
- 昼間の眠気が減る
- 集中力が上がる
- 胃腸の調子が良くなる
2週間のカフェインレス生活を実施して、私が実際に効果を実感したのは「朝スッキリ目覚めることができる」です。
朝起きた時の頭や体が重く、眠気が残ったままの状態が改善されました。睡眠時間自体はこれまでと変わらないのですが、目覚ましで起きた時の気持ちがとても楽になりました。
その他のメリットはいろいろな情報を探してみて書き出しましたが、私は効果を実感することはありませんでした。
カフェイン感受性
カフェイン感受性は個人差が大きいそうです。
カフェイン感受性が高い人は、1杯のコーヒーでも後述するカフェインのメリットが出ます。私はコーヒーを飲んだ直後でも熟睡ができるのですが、カフェイン感受性が低い(カフェインに強い)と言うことがわかりました。
カフェイン断ちを行うのは、カフェイン感受性が高い人の方がメリットが大きいです。
カフェイン感受性が低い人もある程度の効果はあると思いますが、私のように限定的な効果しか現れない可能性が高いと考えられます。
カフェインが含まれている食べ物・飲み物
以下のものに多く含まれています。
- コーヒー(1杯80mg程度)
- エナジードリンク(ものによるがコーヒーよりも多いものも)
- コーラ等の炭酸飲料(コーラはペットボトルで50ml)
- お茶(緑茶・紅茶・ほうじ茶・烏龍茶)
- チョコレート・ココア
私はコーヒーは多くても一日5杯程度なのでセーフと思っていました。
コーラやチョコレートにもカフェインが含まれているとは全く知りませんでした。
要注意ですね。
炭酸飲料については、含まれているものと含まれていないもので分かれます。スプライトには含まれていませんでした。
カフェインを摂取を意識してコーヒーを飲む量をセーブしている人でも実はコーラやお茶で思ったよりカフェインを摂取していた、なんてこともあるかもしれません。
カフェで頼める飲み物は大半がカフェイン入りです。スタバなどのカフェ好きの方はカフェインレス生活をするなら、頼めるメニューがかなり限られてきます。
カフェで頼めるノンカフェインメニュー
スタバでは大抵の飲み物でディカフェのカスタマイズが出来ます。(有料)
コーヒーだけではなく紅茶にもカフェインは含まれるので、カフェインのない飲み物というのは難しく、ディカフェのカスタマイズをすることをおすすめします。
スタバのディカフェはカフェインを90%取り除くもので、10%は残りますがあまり気にしなくて良いでしょう。
その他のカフェにおいては、ハーブティー、オレンジジュースといったメニューがカフェインが含まれていません。特にハーブティーはコーヒーや紅茶の代替としては好ましいですね。
最近はカフェインレスコーヒーを用意しているカフェが多いので、メニューは限られますが大手カフェであれば選択肢はあるはずです。
カフェインの離脱症状
カフェインを日常的に摂取している人は、カフェインレス生活を始めると最初の1週間程度は離脱症状が発生します。
離脱症状とは中毒状態になっているものをやめたときに体に起こる症状のことを指します。
- 頭痛
- 眠気
- 気持ちが落ち着かない、興奮状態になる等
- 不眠
- 利尿
- 注意散漫になる
この中で私が実際に自覚したのは頭痛、眠気の2種類です。
頭痛についてはカフェインレス生活を始めて1日目〜4日目まで発生しました。そこまできついものではなかったのですが、仕事に支障がない程度の頭痛です。
体験談を探してみると、仕事をできないほどのきつめの頭痛になる方もいるようです。
眠気も1日目〜3日目まで発生しました。テレワークや休憩時間を活かしてなんとか乗り切ることが出来ました。
実際にカフェインレス生活を実施することを試みようと思っている方は、私のように一気にゼロにするのではなく、1週間以上かけて少しずつ減らして下さい。
そうすれば離脱症状を味わうことはありません。
カフェインには良い効果もたくさんある
カフェインにはメリットもたくさんあります。
- 眠気を抑える
- スポーツのパフォーマンスを上げる
- 脂肪燃焼効果
- 集中力を上げる
- 消化を助ける
- 自律神経を向上させる
私はコーヒーやコカコーラ・ゼロを常飲していたので、これらのメリットを享受した実感は正直ありませんでした。
完全にカフェインレスにしてしまうと、これらの効果が全くなくなってしまいます。健康に良い効果がたくさんありますので、適度に摂取するというのが理想なんですね。
最後に
コーヒーやコーラをずっとやめるつもりはありません。コーヒーは大好きですし、コーラも大好きなのでやめることはできません。
2週間はカフェインレスで生活をすることが出来ました。離脱症状が少しきつかったですが、これからは適切な量のカフェインを摂取するように努めるつもりです。
デカフェのコーヒーが飲みたい場合は、カルディが商品が充実しているそうで探してみてはいかがでしょうか。
ネットで評判の良いカフェインレスコーヒーを探してみました。
探してみて以下の3つがおすすめのようでした。
ブレンディ スティックカフェオレは安くてコスパが良いです。作る手間もほぼないので、結局これに落ち着いてしまいそうです。
マウントハーゲンは酸味が強目とのこと。本格的なコーヒーが好きな方に合うと思います。
ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレスはアイスコーヒーにすると普通のコーヒーと遜色ない味になるという評判でした。
皆様もお好みのカフェインレスコーヒーがあったら教えていただけないでしょうか。
記事を読んでいただきありがとうございました。